▼attention!
・ジャックが女王様で遊星さんがジャックに心酔
・SMっぽいです


 出来た痣をぐりぐりと押されても、喉を開けた声を漏らすだけで、痛みだけを食べて、猫が羽虫をいたぶるように、ジャックに虐げられて、遊星は地面でただ砂を背に貼りつかせる。
 見苦しく猛り立ったペニスが肉壷に頭を突っ込んで暴れ狂いたいと張り詰めている様子を、ジャックは冷ややかに見下し、それでも頬は高揚して染まり、凹凸のない画用紙に筆を引いたように伸びた指と手の平で扱いてやった。緩急もつけぬ、機械でもできる乱暴なそれが、いまの遊星にはちょうどいい。
「ア、出る……!」と遊星が蚊の鳴く声で言った。
「駄目だ。まだイクな」とジャックは手を休めずに言った。
「ジャック! ジャックあーッ、あああーッ!」
 最後は唸るような声をあげながら、遊星は喉仏を露にして射精した。粘性の高い乳白色のスペルマが迸り、ジャックの右手を汚した。抜くなと命じておいた通り、驚くほど濃い。遊星には元々耐えることに関して資質があるらしい。それをそのまま、遊星の息も整わぬまま、左手とで練るように擦り合わせ、左手で遊星のくちびるを塞いだ。熱を拭い去った瞼が冷え渡り、こちらを見たので、遊星は自ら舌を伸ばして、広い手の平に伸ばされたおのれの精液を舐めまわした。
(おれの精液は臭く苦いが、ジャックのはきっと、得も言われぬ、天国のような味がするんだろう)